つながるゼミナール③ 山伏の目で読んで語る宮沢賢治 姜信子・渡部八太夫(旅するカタリ)
【概要】
『新版 野の道 ―宮沢賢治という夢を歩く』(山尾三省 野草社)を手がかりに、
あらためて宮沢賢治を山伏の目で読み直し、語りなおします。
きっと、近代の修験者賢治を私たちは発見すると同時に、近代を超えた新たな生き方としての「野生」を見いだすでしょう。
※参加者は必ず、『新版 野の道』を事前に読んでください。
宮沢賢治の作品については、適宜テキストを指定します。
--------------------------------------------------------------------------------
第1回 5月12日(日)18時~ 『野の道』を読む・語る 語り実演あり (終了)
第1回 報告
宮沢賢治原作「マグノリアの木」を、山伏祭文語り八太夫が歌い語る!
渡部八太夫ブログ ☜ここをクリック!
youtube 映像 ☜ここをクリック!
-------------------------------------------------------------------------------------
第2回 6月22日(土)18時~ 賢治を読む・語る① (終了)
「頭の底のさびしい歌」より、賢治の手紙を読む
童話「虔十公園林」を、山伏祭文語りが歌い語る
「虔十公園林」 youtube 映像 ☜ここをクリック
-----------------------------------------------------------------------------------------
第3回 7月20日(土)18時~ 賢治を読む・語る
『春と修羅』第1集より 「原体剣舞連」
『春と修羅』第2集より 「河原坊」を歌い語る。
----------------------------------------------------------------------------------
【場所】西荻窪 忘日舎(東京都杉並区西荻北3-4-2 /JR・地下鉄東西線西荻窪駅北口、
西友のなかを通り抜けた反対側の出口右手側にあります)
【参加費】2000円/回 (ワンドリンク)
【申込み】vojitsusha@gmail.com、twitter メッセージ、03-3396-8673 (営業時間内)、
または店頭までお知らせください。
<語り手(旅するカタリ)プロフィール>
渡部八太夫(わたなべ はちたゆう)
東京生まれ。小学校教員として地芝居の復活に関わり、邦楽(長唄、義太夫、説経節)の道に入る。 1997 年「小栗判官一代記」で初舞台。2005年薩摩派説経節家元十三代目若太夫を襲名。 2011 年 人形浄瑠璃 猿八座の座付き太夫として八太夫を名乗り、若太夫は廃業。義太夫節よりももっと古い文弥節を活用して古説経、古浄瑠璃の復活上演に取り組む。2015年より山伏祭文に源流を持つ「説経祭文」の現代的再生に取り組み、現在は石牟礼道子作品をはじめとして様々な物語を三味線で歌い語ることに挑戦している。
姜信子(きょうのぶこ/カン・シンジャ/ふらんしす) 作家 横浜生まれ。
主な著書に、『棄郷ノート』(作品社)『ノレ・ノスタルギーヤ』『ナミイ 八重山のおばあの歌物語』『イリオモテ』(岩波書店)、『生きとし生ける空白の物語』(港の人)『はじまりはじまりはじまり』(羽鳥書店)『声 千年先に届くほどに』『現代説経集』(ぷねうま舎)『平成山椒大夫 あんじゅあんじゅさまよい安寿』(せりか書房)など多数。路傍の声に耳傾けて読む書く歌う旅をする日々。
0コメント